マシラウ・ネイチャーリゾートは標高約2000mに位置しています。ここにはもう一つのキナバル山への登山口があります。このルートはマシラウ・ネイチャーリゾートとラヤン・ラヤン職員宿舎を結ぶもので、もともとは科学者や研究者が利用していた山道ですが、1998年10月に正式に開通しました。キナバル公園からのルートに比べて距離が長く、起伏も激しいために上級者ルートとされ、利用する登山客は多くはありませんでした。
コタキナバルから約3時間 キナバル公園から車で約30分。ラヤン・ラヤン職員宿舎からマシラウ・ネイチャーリゾートまでは約5,6時間の行程です。通常ルートに比べて、2〜3時間ほど時間がかかります。
見所
マシラウルートの見ものはなんといっても
植物の宝庫であるということ!
通常ルートでは中々見つからなかったウツボカズラも、
マシラウルートでは驚くほど見つかります。
木の上から鈴なりになっているかと思えば、
岩の陰にまるで集会のように集まっています。
小雨の中の雲霧林は神秘的な雰囲気が漂い、
一人たたずんでいると木々の息遣いが聞こえてくるよう。
また、晴れていれば尾根ではふもとの村が一望でき、
心地良い風がほおをかすめます。
雨でも晴れてもそれぞれ違った魅力を
味わえることが出来ます。 通常ルートであれば、
登ってくる人とすれ違い、後ろから人に抜かされ・・・
ゆっくり植物を眺める余裕などありませんが、
マシラウルートでは人が少ないため自分のペースで
じっくりと植物を観察したり写真をとったりすることができます。
それが、より多くの植物を発見できる理由のひとつでもあります。
さらに、マシラウルートのゴール地点であるマシラウ・ネイチャーリゾートの周りは
ウツボカズラの群生地であり、ウツボカズラの王様といわれるラジャとも
遭遇するチャンスがあります。
※写真:木々には着生植物がたくさん!
登山ルートマップを見る(別窓)→
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宿泊/マシラウ・ネイチャー・リゾート
マシラウ・ネイチャーリゾートは
キナバル公園本部の北東に位置し、
あまり観光客が訪れないため静かにくつろげる場所です。
また、明け方にはキナバル公園とは違った角度で
キナバル山が見えます。
リゾート内の「ネペンティストレイル」では簡単に
ウツボカズラを見ることができます。ほんの1時間半くらいの
コースでも6種類見ることができました。簡単なだけに、盗難も多いらしく、
トレッキングコースには、つり橋の上に扉が設けられていました。
鍵がないと入れないとのことです。ここでは、サバ公園のレンジャーが案内してくれます。
※写真:日本語ガイドのトンさんとウツボカズラの王様
▼通常ツアーで利用する ウィッティレンジロッジ▼
|
宿泊施設 |
ベッド数 |
ホステル |
96ベッド |
6人用ロッジ |
(ツイン又はダブルの3部屋) 18棟 |
4人用ロッジ |
(ツイン又はダブルの2部屋) 4棟 |
![ウィッティレンジロッジ](masiula_rodge2.jpg) |
各部屋にお湯シャワーとヒーター
・各ロッジにリビングルーム・石鹸・バスタオル
※ ロッジによってはお湯シャワーが共同の場合もあります。
※ ホステルは共同シャワーとヒーター・共同のラウンジ |
服装・持ち物
標高が高いため、朝晩はかなり冷え込みます。暖かいジャケットなどをお持ちください。 Tシャツ・長ズボン・薄手の長袖・レインコート・防寒具・トレッキングシューズ・望遠鏡など
(登山をされる方はキナバル山のページをご確認下さい。)
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