『太一郎と行く バイクでボルネオ』 感想

え〜このたびは4泊5日の旅お疲れ様でした。
初の海外ツーリングということでちょっと緊張気味のスタートでした。
初日は快晴!まさにツーリング日和。コタキナバルの街をぬけるとひたすら続く長い道が緑と青の中に。日本では味わうことのできない爽快な気分で走ることができました。途中、道端でドリアンを売っていてそこでドリアン食べて休憩。まさに果物の王様!?僕には理解できないお味でした。(現地ガイドのブレンデンさんはおいしそうに食べてましたけど・・・)
そこからさらに北上、途中ダートなんかを走りボルネオ最北端へ。海ですよ〜海。今までのジャングルの風景からいきなり真っ青な海。最っ高です。
その日の宿はルングス ロングハウス。竹張り高床式の長屋。部屋の中を歩くと竹踏みしてるみたい。夜は村の人々がバンブーダンスや鼻笛など伝統的な踊りや楽器を披露してくれました。そのあとはやっぱり酒盛り。現地のお酒(ライスワイン)を振舞っていただきました。言葉は通じてるのか通じてないのかわかんないけどみんな笑いあって愉快な飲み会になりました。
二日目も快晴。一路キナバル公園へ。途中、渋滞してると思ったら牛が道を横断したり動物王国だねボルネオは。キナバル公園の植物園では珍しい植物をたくさん見ることができました。
そして本日の宿へ・・・向かう途中で突然の雨。しかも道は上り坂のダート。これもめったにできない体験でした。全員無事に走りきりキアウ村のホームステイ先に到着しました。
 雨で冷えた体を温かいシャワーでと思いきや水しか出ないみたい。これにはさすがにまいりました。さて晩御飯はというとボルネオの家庭料理を振舞っていただきました。バナナの葉でくるんで蒸した?ご飯、野菜炒め、鶏肉、スープとどれもおいしかったです。さてお腹もいっぱいになったところでまたまた飲み会がスタート。近所のおじさんも呼んでもないのに勝手に上がりこみ参加しちゃったりギター弾きながらキナバル山の歌を歌ったりと夜中までドンちゃん騒ぎでした。

さてツーリング最終日。心配していた天気は・・・晴れてるぅ〜↑これも日頃の行いがいいからだね。さあ出発。今日は初っ端からダート。しかも下り坂。かなり緊張して走りました。
向かうはコタキナバル。しかし順調だったのも束の間、またまた雨(スコール)が降ってくるし霧もでてくるし。てなこともあって予定変更して途中にある滝を見てホテルに直行することに。   熱帯のジャングルを歩いて滝を見に行くんだけど、ここ、あるくだけでも価値あるよね。ジャングルなんてなかなか歩けるもんじゃないし着いた先に滝が待ってるなんて冒険家になった気分でした。
コタキナバルの街に近づくにつれ雨も上がり、無事、ホテルに到着。三日ぶりに温かいシャワーを浴び、夜はレストラン?で地元の人に混じってディナー。海老、カニ、魚料理などなどボルネオでは高価な海鮮料理三昧でした。そのあとナイトマーケットで買い物。Tシャツとかサロンとかがかなり安く買えました。最期に夜の街に飲みに行きたかったんだけど・・・疲れて寝ちゃいました。

なんだか長いようで短い旅でした。日本じゃない国をバイクで走ってる。それだけでアスファルトの道を走ってるだけでもわくわくドキドキで気分は高揚しっぱなしでした。ボルネオは言葉は通じなくても気持ちは通じる人たちと自然溢れる国だと思います。機会があればまた行きたいなぁ。
最期に一緒にツアーに参加した静岡のIさん、千葉のIさんに『お疲れ様。楽しかったね』そしてこの旅の為に力を注いでくれたジスコスタッフ太一郎くんと現地ガイドのブレンデンさん、シェンさんに心から『ありがとう』。

2009年11月のツアーご参加 Y.T.さんより

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