どっぷりキナバル山登頂に参加して



キナバル山私は、退職記念にキナバル山に登りたいと思い、山渓の本の広告でボルネオ社を知り、申し込みました。ツアーなのに、現地集合で航空券の引換えも一人でやり、とても良い勉強になりました。

二日目の朝、キナバル公園から見たキナバル山は、そんなに難しく思えませんでした。実際登ってみると、階段の山道で厳しかった。五人のツアーだったので、遅れても待ってもらえるのが良かったです。上りは、あまり花を見る余裕もなく、途中で軽い高山病にかかったけど、無事山小屋へ到着し、明日の登頂に備えました。

三日目は、午前二時起床、小屋を出発する時の気温は八度位だったので、あまり寒く感じませんでしたが、ゲートを過ぎた辺りから、風がでてきて寒くなりました。頂上で、ガイドさん達と一緒に記念撮影、雲海の上にいる気分は最高でした。小屋まで下山し、明日のマシラウルート下山へ、早寝をしました。

四日目は、小屋出発が午前六時過ぎ、気温は六・三度で寒かったです。下山は、快適にウツボカズラやシャクナゲが日本では見られない黄色、オレンジ、赤、原色に近くとてもきれいでした。マシラウは、下山が良いと思いました。下山は思ったより楽で、予定時間より早く着くことができ、ウツボカズラのトレイルも散策でき、リゾートでのんびりしました。

キナバル山五日目は、ポーリン温泉に行き、キャノピーウォークウェイと呼ばれる樹高四十m以上もある吊橋を渡り、ゆらゆら揺れて、怖くてやっとの思いで渡り、その後、温泉につかっただけですが入りました。お昼は、キアウ・ヌルのバナティ家でご馳走になり、木の葉で包み蒸した米、これがお餅みたいで美味しいし、ネギ、バナナの新芽、おイモ、地鶏等の煮物。お米で作ったお酒も飲ませて頂き、皆、ホテルのお料理よりも美味しかったです。

お礼を言い、バナティ家を後にし、お土産を買って空港へ。五日間一緒のガイドさんとお別れし、ツアーの皆さんとはクアラルンプールでお別れして、私は成田へ向かいました。とても楽しい五日間でした。

匿名希望

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